みなさん,こんにちは!
今回が初投稿です!
バスケが大好きな子供たちやその保護者の方,
バスケ未経験で指導をする方に向けて
これから様々な練習法,指導法をお伝えしていきたいと思います。
教員をやってるクセで多少言葉が硬くなってしまいがちですが,
できる限り分かりやすくしていきますので,大目に見てください笑
さて,第1回目となる今回は・・・
「指導において大切な事とは?子供たちの成長のためには?」
というタイトルで進めさせていただきます。
○子供たちにとって大切な事とは?
私が中学校の部活動顧問をしていて,
子供たちに身に付けさせたいと感じることはたくさんあります。
1.シュート・ドリブル・パスなどの技術
基礎的な技術をしっかり身に付けてほしい
2.試合展開などの作戦や戦術
点数や時間などからどんなプレイをするのか
選手自身が判断できるようになってほしい
3.生涯スポーツとしてバスケに親しむ態度
ずっとバスケを好きでいてくれて,
どんな形でもいいから関わっていてほしい
4.集団行動や団結意識
チームスポーツとして仲間を大切にしてほしい
5.礼儀
プレイ中の態度や相手チーム,審判に対しての
振る舞いなどに注意してほしい
6.感謝の心
送迎や応援をしてくれる保護者への感謝,
バスケを楽しくできる環境への感謝をわすれないでほしい
挙げるときりがないですが,私が子供たちにとって
最も大切だと感じるのは,上記の4・5・6のような
人間としての成長だと考えています。
子供たちは選手である前に一人の人間であり,
バスケをしている時間よりも日常生活の時間の方が長いです。
また,プレイには普段の行動が影響することが多いです。
何に対しても真面目に頑張れる子は,一つ一つのプレイを大切にして,
試合の状況に合わせて判断することができます。
しかし,普段から適当な子は,プレイも適当になります。
(そういう傾向が見られるという話です。絶対ではありません!)
だから,私はいつも子供たちに
「バスケをしている時間以外を大切にしなさい。」
と,声をかけています。
○子供たちの成長のためにはどんな事をすればいい?
人間性を成長させるために私は子供たちに守らせている事があります。
「挨拶,返事,整理整頓・清掃」です。
○挨拶
挨拶はコミュニケーションの基本です。
初対面で挨拶できない人だと,
「なんだこの人は?」と思いますよね?
第1印象でマイナスになるとそこからプラスにするには
相当な努力が必要になってきます。
「好きな人がいるならまず挨拶するといいぞ笑」
なんて子供たちに冗談を言ったこともありました笑
社会に出ても挨拶は非常に重要になるので,
子供のうちから習慣化させたいですね。
○返事
話の内容を理解できたら「はい。」と必ず返事をする。
理解できない時には「・・・分かりません。」と返事をする。
返事は意思表示です。
バスケはチームプレイなので,全員がチームの作戦を理解して
誰が試合に出ても同じようにチームプレイをしなくてはいけません。
なので,説明したことに対して理解できたかどうかを
返事するようにしています。
また,挨拶と同様,返事はコミュニケーションの基本,
社会に出てからも重要なことなので,身に付けさせます。
○整理整頓・清掃
環境を整えることで練習に集中しやすい場を作ります。
私が行う練習メニューの1番最初は整理整頓・清掃です。
・子供たちの荷物,チームの荷物の整理整頓
・コートのモップがけ
・体育館の玄関やトイレなどの清掃
練習メニューの最初に行うことで
「これから練習だ!」と気持ちの切り替えにもなります。
○まとめ
バスケの指導をする上で技術指導をするのは大切なことですが,
ミニバスや部活動の指導者はほとんどの方がプロを育成するわけではありません。
選手として育てることの前に
「人を育てる」ということを忘れてはいけません。
絶対勝利志向など有り得ません。
子供なんだから失敗があって当たり前。
その中で何を学ぶかが大切なんです。
子供たちが楽しく活動し,その中でいろいろな経験をすることで
心身ともにしっかりと大人へと成長していく手助けを
指導者はしていかなければならないと思います。
今回はここまで。次回もお楽しみに!
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